6月 27, 2019

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「スマホ依存」患者の2割が大人 5~6カ月は治療に要する

 仕事にプライベートに、もはや手放すことのできないスマートフォン。普及が進むにつれて、触っていないと強いストレスを感じたり、仕事が手につかないなどの症状が出る「スマホ依存」が社会問題になりつつある。スマホゲームを中心に若年層が陥りやすい現代病だが、専門家は大人も侮ってはいけないと指摘、「スマホ断ち」の方法を解説する。 「カンペキなスマホ依存症です」「わかっているけど、やめられない」。『スマホ依存』をSNS上で検索すると、こうした投稿が散見される。総務省が2014年に発表したデータでは、スマホの世帯普及率は6割を超え、うちネット依存の傾向が高い人は11・8%。スマホを持たない人に比べて、2倍以上依存傾向が強い。 スマホをはじめとするネット依存の診療を行う成城墨岡クリニックの墨岡孝院長は「患者は子供が多いが、2割程度は大人の患者だ。職場で隠れてスマホを触って仕事の生産性が低くなったり、課金ゲームで数百万円も使ってしまったりして悩む人もいる。目や肩が痛くなったり、深刻になると昼夜逆転や引きこもり、自分の子供のネグレクト(育児放棄)につながる恐れもある」と危険性を指摘する。 墨岡院長によると、治療法の一つが「認知行動療法」。これまでにスマホに使った時間を理解してもらい、その時間を何に生かしたいかなどを1対1のカウンセリングで話してもらうのだという。薬物やアルコールなど他の依存症よりも短い期間だというが、それでも5〜6カ月は治療に要するそうだ。 「スマホ断ち」を狙った商品や取り組みも広がっている。「タイムロッキングコンテナ」と呼ばれる“禁欲グッズ”は、スマホなどをコンテナに入れ、タイマーをセットしふたをすると、指定した時間までロックがかかり、解錠することができない。ネット通販などで品薄が続く人気だ。 また、兵庫県や静岡県は、若年層向けに“スマホ断ち合宿”を含めた支援プログラムを実施している。 前出の墨岡院長は「禁欲グッズはルールを決めた上で使用することを勧める。“合宿”も終わった後が非常に重要なので、少しずつスマホから離れる努力をすべきだろう」と話す。 墨岡院長によれば、多くの人は自らが依存症であることに気がつかないという。何よりも優先してスマホを触ってしまう人や、ダメだと分かっているのにスマホをやめられない人は要注意だ。

参照:livedoorニュース

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